「第30回 書花展」へ確かな一歩! 新潟玄和主催「墨手本書き」錬成会を開催

 師走に入り時雨れ模様の中、令和7年12月14日(日)、新潟市秋葉区小合地区コミュ二ティセンターにて、新潟玄和主催の錬成会が開催されました。
今回は、令和8年の初春に開催される「第30回 書花展」の出品作品に向けた2回目となる錬成会であり、特に「墨手本書き」に集中する重要な一日となりました。
午前:メイン作品の「型」を固める 先月から各々練習してきたメイン課題を菅井会長から見ていただいた後、墨でのお手本を直接書いていただきました。朱書き指導を経て確立した構成を、いよいよ墨で清書し、作品の「型」を確固たるものにする重要な機会です。
午後:サブ作品の仕上げと個別指導 午後からは、それぞれ錬成で書き上げたサブ作品の草稿を元に、お手本を書いて頂き、その後今年最後の錬成に集中しました。錬成の最後には、菅井会長から個別作品の批評をいただき、作品完成へ向けた最終調整を行いました。
松雲書道会の伝統である「錬成によって作品を完成させる」という精神を改めて共有し、来春の「書花展」への決意を新たにする、実り多き錬成会となりました。

・会長の真剣なまなざし。 一文字に集中し、作品の完成度を極限まで高めます。
・筆と墨と向き合う。 会長の指導を胸に、各自が真剣に筆を運びます。錬成の熱気が高まる瞬間。
「型」を確立する。 大作の全体像を定め、来春の出品作へ向けた確固たる土台を築きます。
・一点一画に魂を込める。 会長の筆先から生まれる墨の一画が、作品に新たな生命を吹き込みます。
サブ作品も抜かりなく。 メイン作品に加え、サブ作品も会長による的確な批評を受けます。
・完成度を高める個別指導。 一人ひとりの作品を前に、丁寧な添削とアドバイスをいただきます。
・一気に書き上げる渾身の一作。 作品の「型」を決める墨手本書き。迷いのない筆致が会場を圧倒します。
・墨手本書きの開始。 墨で一気に仕上げる会長の筆。緊張感が走ります。
・一画も逃せない学びの時間。 参加者全員が集中し、会長の力強く繊細な筆遣いを間近で学びます。
墨の濃淡とリズム。 墨継ぎの妙や、作品に流れを生む筆の運びを詳細に捉えています。
作品を導く筆。 筆の穂先の動きから、会長の確かな技術と作品への想いが伝わります。
勢いと深み。 墨色が紙に染み渡る一瞬。作品の生命力が生まれます。
熱気あふれる錬成会場。 年末の集中錬成会に、多くの参加者が熱心に取り組みました。
自作と向き合う。 批評を通じて、自身の作品の改善点や、書に対する新たな視点を発見します。
完成度を高める個別指導。 一人ひとりの作品を前に、丁寧な添削とアドバイスをいただきます。

📌 年末を飾る 役員総会・懇親会を開催
 錬成会終了後、会場を変えて今年最後の行事として、役員総会・懇親会が開催されました。今年の活動を振り返るとともに、来年の予定を詳細に確認し、会員間の結束をより一層高めた役員会となりました。この結束を力に変え、「書花展」を成功に導いてまいります。

・今年を振り返り、来年へ繋ぐ。 錬成会後に行われた役員総会。活動の成果と課題を確認しました。
・組織の結束を固める。 来年予定の確認と、書道会のさらなる発展に向けた真剣な議論が交わされました。
・絆を深めるひととき。 懇親会では和やかな雰囲気の中、書道の未来について語り合いました。

🎥 動画 菅井松雲会長の墨手本書きです。

朱から墨へ。作品の「型」を定める一筆。
会長の筆が作品に「格」を与える。
サブも妥協なし!作品全体の調和を学ぶ。