白鳥の便りとともに―松雲書道会「秋の錬成会」が開催されました

白鳥の便りとともに―松雲書道会「秋の錬成会」が開催されました

 瓢湖に今シーズン初となる白鳥が飛来した10月2日。秋の深まりを感じる中、令和8年10月4日(日)、新潟市秋葉区の小合コミュニティセンターにて、松雲書道会「秋の錬成会」を開催いたしました。
今回の錬成会は、目前に迫った「秋葉区展」および「芸展」に出品する作品の鑑賞と学びと、菅井松雲会長による墨手本書き(席書)を主な目的として行われました。
開講式での菅井会長の挨拶に続き、まずは会員一同による作品批評会を実施。互いの作品を見つめ合い、忌憚のない意見を交わすことで、新たな気づきを得る貴重な時間となりました。 続いて行われた会長による墨手本書きでは、その気迫に満ちた筆運びに、会員一同が固唾をのんで見入っていました。 最後に、各自の作品鑑別を行い、一人ひとりが課題と向き合いました。
11月の作品締め切りまで、あと1ヶ月。今回の錬成会で得た刺激を糧に、さらなる精進を重ね、納得のいく作品が完成することを期待しています。

菅井松雲会長による開講式の挨拶。錬成会の幕が開けます。
互いの作品を鑑賞し、高め合う「作品批評会」の様子。
他の会員の作品や会長の解説に、熱心に耳を傾ける参加者たち。
菅井会長による作品解説。一つひとつの作品に丁寧なアドバイスが送られました。
いよいよ菅井会長による「墨手本書き(席書)」がスタート。
運筆の勢い、墨の潤渇(じゅんかつ)を間近で学ぶ貴重な機会です。
力強く、かつ繊細な筆さばき。会場の空気が一変します。
会長の筆先から、次々と生命感あふれる文字が生み出されていきます。
熱気あふれる会場。それぞれが自身の課題と向き合い、筆を走らせました。
真剣な眼差しで大作に向かう会員。会場は心地よい緊張感に包まれました。
集中力を研ぎ澄ませ、真剣な手つきで一画一画に想いを込める会員の皆様。
紙上に広がる力強い運筆と豊かな墨色。錬成会ならではの熱量が伝わります。
鑑別作業の様子。各自の作品を掲げ、全体でのバランスや仕上がりを確認します。
互いの作品を見比べることで、新たな視点や表現の深まりに気づく貴重な機会となりました。
番号順に並べられた作品群。最後の一筆まで諦めない熱意がにじみ出ます。

菅井松雲会長 「墨手本書き」実演動画集(全9本)
今回の全体錬成会にて撮影された、菅井松雲会長による墨手本書き(席書)の動画です。 筆の運び方、墨の含ませ方、緩急の付け方など、写真や解説だけでは伝えきれない「生きた運筆」をご覧いただけます。
会員の皆様による「作品の鑑賞と学び」の参考としてはもちろん、「秋葉区展」「芸展」に出品される方、書道の上達を目指す方もぜひご活用ください。

【再生リスト 動画一覧(見どころ解説付き)】

1. 骨太で力強い横作品の運筆(10分25秒)

太く力強い筆線と、紙面全体にダイナミックに展開する筆運びをご覧いただけます。

2. 運筆の切れ味と始筆の冴え(5分18秒)

筆先の鋭い立ち上がりと、スピード感あふれる軽快な筆さばきが見どころです。

3. 繊細な筆線と脈絡のつなぎ(かな・調和体)(3分48秒)

しなやかで切れ目のない筆運動と、点画同士の気脈(意連)のつなぎ方を学べます。

4. 墨色の変化と潤渇(かすれ)の表現(5分25秒)

墨の含ませ方と運筆の緩急により、立体感ある線を生み出す技法です。

5. 気迫溢れる大作の筆遣い(5分9秒)

一画一画に強い想いを込め、力強い線の重なりと表情を作り出す運筆です。

6. 多字数・条幅作品の躍動感(3分46秒)

文字同士の連なりと行間のバランス、躍動感ある行書・草書の筆遣いです。

7. 疾走感あふれるかすれの美(3分49秒)

一気に書き進めるスピード感と、美しく残る渇筆(かすれ)の表情に注目です。

8. 豊かな墨量と骨太な構造(4分46秒)

たっぷりと墨を含ませた筆で、重厚かつどっしりとした文字を立ち上げます。

9. 余白の美とリズムを生む点画(6分31秒) 余白を意識した繊細な点画の配置と、軽快なテンポで運筆する技術をご覧いただけます。

次回は、秋葉区展最終錬成・作品締切と公募展に向けての錬成会を開催いたします。会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時: 令和8年11月8日(日) 午前9:30〜午後4時迄
会場: 新潟市秋葉区 金津地区コミュニティセンター
内容: 秋葉区展最終錬成と作品締切!

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